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私にとってイタリア料理とは素晴らしい技術の体系であり文化的に学ぶべきモデルでもありますしかしながら、どのような対価を払っても忠実に再現すべき絶対的なものとは考えていません。
1イタリア本国での質感、素性にこだわり手を尽くして食材を集めて設備にも同様にイタリアの製品を求めれば確かにより近いイタリア本国での物の再現となりそれも評価できることと思いますが、しかし対価は消費者が払うものですから選択肢があればその方がいいわけです。
日本で普通に流通しているコストパフォーマンスの高い食材、採れたての旬の食材を使う、イタリア料理の体系にそれを当てはめてうまくモノ作りをするというアプローチが感覚的に私には向いているようです。本国で提供される価値に見合った生活に登場する当たり前の食べ物が無理に再現するために高価な2食べ物になってしまうのはとても残念なことです。
イタリアにも高級なレストランは多く存在しますがそれは地域で発祥し認められ出来上がったものであり、それらの中の限られた店舗が大きな支持評価を得て都市に進出して特別な成功を遂げたと云う、背景がしっかりあるものです。
日本のイタリアンは高いというイタリアの方の話を聞くとなおさら形でなく質で近づけるように方向を考えるべきと思います。
3色々なアプローチの仕方があると思いますが、当店では第一にコストパフォーマンスを大切にしています、質を落とすようなディスカウントはもちろんいけませんが旬でなく奔りの値段の張るものを使うようなことはせず、値段のこなれた旬の物、競争されて値段の落ち着いたものを使って適正な価格であるよう常に考えることが必要と思っています。
このことに関しては開店より一貫して取り組んできています。当初不安に思われた価格設定も2年を過ぎた現在では確かな裏づけも取れ自信を持って提供させていただいています。今後もラ・フレッチャにご期待ください。

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