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1前段有機農法の具体的な名称をEM農法といいます。
嫌気性の土壌細菌の中でも植物の育成に有用なものを選び出して微生物群として培養安定させたものが培養資材として用意されています。
この資材の種類によって使用の行程も違いますがこれと生ゴミとを合わせさらに発酵させたのち土中に入れます。
有用な土壌細菌が土中で優位となり有害な土壌細菌、バクテリアなどが駆逐された状態で安定すると共に有機物が分解された栄養素豊富な土壌が作られます。
結果その土壌で育った作物は本来の健康な状態で生育され生来の抵抗力を持った強いものとなります。
病気、害虫に強く農薬などを使用しないで生育することが可能になります、
収穫したあとも日持ちが良いようです、できた野菜はしっかりと重くできていて味も濃く同時に相反するようですがアクが少ないということが特筆できる点です。

2良くその特徴が分かるものとしてパセリを挙げると、たいていの方にとってこの野菜は少量でもアクの強く苦い物ですが、これがそのまま塩など振ってバリバリいただけるサラダ用とも言えるような野菜になってしまいます。
レタス、きゅうり、玉葱、にんにく、ナス、ピーマン、トマト、大根、白菜、米など味見させてもらいましたがどれも野菜として素晴らしいものです。
かつて無農薬有機野菜というと農薬を使わず安全ではあるけれどもできが劣るというイメージを私は持っていましたがこれは全く違うものでした。
これは大塚農園さんの姿勢や農園のある土地にも大きく関係することですが食に関わる人間として驚き感動せずにはいられませんでした。
この農法の最大の難点は「雑草」ですおそらく有用土壌細菌の繁殖に関わることで、除草剤も含めて農薬はいっさい使用しないため雑草が大量に生えてきます。
これは地道に手で取り除いていくしかないわけです。3
この努力に対しても全く感謝に堪えませんが出来上がる農作物の価値を思うと使わせていただく側としてはただただ感動感謝、とても無駄に使えるものではありません。
このような野菜を知ってしまってからは他の野菜がとても弱く貧弱に見えてしまいます。映画宇宙戦争のラストシーンで地球の細菌にやられてバタバタと倒れていく宇宙人の姿を私は連想していまいます。
高度に進んだ方法で無菌状態のような生育をされると野菜は環境に弱いものになってしまう、そのものが脆弱なばかりかそれ自体有害である可能性まで考えて調理しなければいけないわけです。
このような安全な農法で生産された野菜を使って営業ができればそれは素晴らしいことでしょう。

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